建設職人の仕事、人生は 出会いと成長の連続です。

鳶職長:岩切誠一

岩切 誠一 鳶職職長

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鳶職という世界へ飛び込んだキッカケ

この世界に入った”キッカケ”と呼ぶべなのか、正しい表現なのかわからないんですが、
体力、気力、技術、経験、”己の腕”で勝負できる環境であることが大きいですね。

もちろん家族を養うためという大義もありますが、男として、能力がそのまま評価に
つながり、未来を豊かにするも、そうでなくするも、己次第って世界が良いなと思いました。

建設現場で働く魅力は”絆・連帯感”と”達成感”

建設現場の魅力は、多様な分野の職方(職人)の方々と、一つの目標を共有し生まれる
“連帯感”がいいですね。

もちろん、意見がぶつかるみたいなこともありますが、”施工主”の目的を達成する
って目標をどう達成すべきか、それも現場で作業するすべての職人が事故なく無事に、
大きく、時に難しいものも多数ありますが、

作業を重ねていく上で、どんどん強くなる”絆”や”連帯感”は、建設現場がすごく強いん
じゃないかと思います。

なので、プロジェクトが終わった時の”達成感”はヤバイです。

己のゴールはない。常に成長する。

今後の目標は、強いて言えば”死ぬまで現場に出ていたい”ですね。

「一生勉強、一生修行」なんですよ、、、、この業界は。

鳶職の世界に入ってかれこれ”20年”になりますが、もうこれで全て知り尽くしたって
思いや考えは全くないです。

職人が変われば、それぞれの”考え方”や”やり方”が存在します。

建設現場の仕事は、現場変わればまた新たな職人の方と出会い、仕事を共にします。
その中で、今まで考えてもみなかった”やり方”や、「こんな考えかたがあるのか!」
ってインスピレーションとの出会いの連続なんです。

その出会いと通じて、己がまた成長していくんです。
楽しいですよ!

だから、終わりはないんですよ。
どんどん出会いを求め、学びたい。

また、今ベトナムから研修生が来ているんですよ。
日本が持つ優れた建設技術を伝え、学ばせ、無事に祖国へ帰らせて
あげたいです。

こんな国を超えた国際的な支援といったらオーバーかもしれませんが、
役に立てるって、いいなと。

キツイけど、清々しく楽しい。それが建設現場の仕事です。

建設現場で職人として働くことは、もちろん”キツい”ことがたくさんあります。
でも、自分の腕次第でどんどん出世も出来るし、給料も上がっていく業界です。

どの業界に入っても楽な仕事なんてないと思います。

年功序列でなかなか出世できないし、給料も上がらない、業界ではなく、正当に
己の技術、経験を評価してもらえ、経済的な豊かさにつながっていくような世界を
求めている、何か、身体を動かし仕事をすることが好きって方は、

建設業界は一つの選択肢であることは間違いありません。

「お!それ自分だ!」と思われた方が、どんどん建設現場の世界に入ってきてくれる
ことを願います。

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